戦争の責任はプーチン(72)にある。トランプ(79)は知らんぷり

トランプ大統領はアラスカ州アンカレジの米軍基地でプーチン大統領と会談しました。

  

世界中で嫌われているならず者2人の握手ですから、何か恐ろしいことが起こるかもしれないと不安がいっぱいでした。結果としては何も議論にならず、何も決まらなかったようです。しかし、何も決めなかったことは、悪化している現状を、このまま変わらずに悪化させ続けていくことを決めたわけです。酷いことです。

 

NHK
ウクライナ戦争の戦死者(NHK)

ロシアのウクライナ侵略は2014年のクリミア侵略戦争が発端です。ロシアがクリミアを事実上の併合をして、一旦は戦火は下火になりました。そして、2022年3月にプーチンはウクライナの首都キーウに向けて侵略戦争を仕掛けたのです。

 

2022年3月から3年5ヵ月が経過しています。ウクライナの多くの都市がロシア軍の攻撃によって甚大な被害を受けています。

ウクライナでは民間人の死者も多数出ていますが、人口の1/6に当たる約700万人(ドイツ・ポーランドが1国で100万人以上)が国外に退去しています。日本も約2000人のウクライナ難民がいます。

 

2023年以降のウクライナ侵攻によって、現時点でロシアはウクライナ領土の1/5を実効支配下においています。しかし、侵略戦争ですからロシア軍の損害も大きく、死者は25万人にも上ります。太平洋戦争での日本軍の戦死者230万人と比較するのは不謹慎ですが、非常に大きな人数です。

 

普通に考えれば、ロシア国内から反発が出て、厭戦の声が上がりそうなものです。これを抑えきっているロシアの政治力は(悪い意味ですが)大したものです。もう一つ、ロシア国内で厭戦感情が盛り上がらないのが、戦死者の多くが中央アジアのトゥヴァ共和国やブリヤード共和国、極東のサハ共和国などの貧しい地域の出身者だということです。

 

戦争の責任はプーチンにあります。トランプはゼレンスキー大統領に責任を押し付けようとしていますが。ゼレンスキーに戦争の責任が無いことは世界中の人が知っています。

世界の信頼を次々と失っていく超大国アメリカ。自国がアメリカの永遠の同盟国であればいいと信じていると大変なことになりそうです。

 

と、ここまで書いて・・。もし、日本国民の1/6が国外避難しなければならない事態になったとき(2000万人です)、大量に受け入れ可能な国はアメリカ以外にはありそうもないというのも事実です。