CO2モニターで外気量を調整して省エネ

新型コロナ禍で購入したCO2測定器が放置されていたら省エネに活用しましょう。

 

新型コロナの感染を抑制するには、三密(密閉空間・密集場所・密接関係)が揃うことを避けることだとされました。このうち密閉空間となるのを避けるには、室内の換気をすることが推奨されました。室内の換気が適当かどうかの指標がCO2濃度で、具体的には1000ppm以下となっていることが目安です。

 

CO2モニターの表示
CO2モニターの表示

気温が上がってきましたので、事務所や居室で空調(冷房)をかける時期が近づいています。換気をすることは、感染症対策にはなるのですが、空調エネルギーを増やすことにもなります。

過剰な換気は増エネになります。

 

CO2モニターを使って、CO2濃度を見える化して1000ppm以下(例えば、700~1000ppm)を目安に換気を調整します。 

 

オフィスで夏季の空調の場合、外気の導入量を適切にすることで10~20%の省エネ効果が期待されます。もし、片づけたままのCO2モニターがあれば、探して取り付けてみてください。

蓮速測定が可能な機種では、PCにつなぐと計測データの変化をみることもできます。

 

お得情報ですが、コロナ禍の終息でCO2モニターはあちこちで余っています。このため、未使用の中古品がかなり出回っているようです。この機会に探して購入してみても良いかもしれません。