デジタル先進国だったのでガラパゴス化した日本

今日は、久しぶりにガラケーを手にして使いました。ちょっと懐かしい。

 

ガラケーは「ガラパゴス携帯電話」の略です。ガラパゴス化には、日本の閉鎖性とか旧弊にこだわるようなネガティブなイメージがあります。しかし、用語の定義としては「日本の技術やサービス、経済慣行が高度に進化しながらも、外国からの参入がほとんどなかったために、世界基準からかけ離れてしまった事を指す」とあります。

 

ガラケー
ガラケー

ガラケーが誕生した経緯は、携帯電話が第一世代(1G)から第二世代(2G)に進化する過程にあります。

 

日本では、携帯電話の第二世代への移行に際して、政府が携帯各社に規格の統一を求めました。そこで、NTTドコモが開発した先進的なデジタル方式で統一することにしました。デジタル化によって、メールが使えるようになるなど、国内ユーザーの利便性は大いに向上しました。

 

欧州では、欧州各国で共通して使用できる携帯電話として統一することになりました。ドイツテレコムなど一部の技術力があるメーカーはデジタル化を主張しましたが、技術力のあるメーカー(国)に支配さえることを恐れる勢力が巻き返して、アナログ方式で統一することになりました。

 

このため、欧州との往来が多いアメリカが欧州と統一できるアナログ方式としたことで、日本が世界で孤立したというわけです。その後の第三世代(3G)で、日本と欧米は合流しました。

日本人の要求する水準が高過ぎたのが、ガラパゴス化した原因なんです。

 

日本では、2Gのサービスは10年以上前に終了しており、現在のガラケーは3Gサービスを利用しています。NTTドコモによる3Gサービスが2026年3月に終了することから、ついに国内ではガラケーが使えなくなります。

アジアの国では、まだ2Gサービスが続いているところもありますから、まだ当分はガラケーも使えます。