通常国会の召集。大きなことを議論して決めて欲しい

通常国会は1月23日に召集され、会期は6月21日までの150日間だそうです。

 

今国会では、2027年度までの5年間に総額43兆円の防衛費を支出し、2027年度には防衛関連予算をGDPの2%水準にするとしています。岸田首相が、その財源のうち1兆円あまりを増税で賄うことを表明したことが焦点の一つと言われています。

 

下の表が2010年度以降の日本の一般会計の歳入歳出額の推移(単位は兆円)です。2010年代には概ね100兆円弱の規模で推移していたものが、2020年度のコロナ禍で大幅に膨らんでいます。2020年度の公債金の新規発行額(国の新たな借金)は108.6兆円でした。2021年度は43.6兆円で、2022年度は36.9兆円の予定です。

 

国会では、大きな議論をして、決めることは決めてもらいたいと思います。 

  歳入予算額 歳入決算額a 歳出決算額b 差額 a-b
2010年度  96.7 100.5  95.3 5.2
2011年度 107.5 110.0 100.7 9.3
2012年度 100.5 107.8 97.1 10.7
2013年度 98.1 106.0 100.2 5.9
2014年度 99.0 104.7 98.8 5.9
2015年度 99.7 102.2 98.2 3.9
2016年度 100.2 102.8 98.1 5.5
2017年度 99.1 103.5 98.1 5.5
2018年度 101.4 105.7 99.0 6.7
2019年度 104.7 109.2 101.4 7.8
2020年度 175.7 184.6 147.6 37.0
2021年度 142.6 169.4 144.6 24.8
2022年度 139.2      
2023年度 (114.4)