新型コロナについては、できるだけ書かないように心がけているのですが・・。
ネット検索したら、お医者さんのブログを見つけました。このブログの結論は、「コロナは風邪」ではなく、若い人にも危険な病気である。１日でも早く、1本でも多くのワクチンを打つことが大事なのである。その証拠に、アメリカのテキサス州の医療施設で新型コロナと診断された18～29歳の1853人のデータがある。
このブログによると、次のようにあります。
コロナの怖いところは、やはり肺炎や血栓症などで呼吸状態の悪化を起こしうること、それに後遺症を残してしまいやすいところです。
アメリカのテキサス州の医療施設で新型コロナと診断された18～29歳の1853人を、診断から30日間追跡したデータがあります。
結果ですが、17％の若者が肺炎を発症し、4.6％の若者が呼吸不全になったとのことでした。
このデータから言えるのは、この新型コロナの症状の幅の広さです。通常のインフルエンザでは、ウイルス性肺炎をきたすことはめったにありませんし、ウイルス感染そのもので呼吸不全になるような症例にもほとんど出会いません。
さて、アメリカのテキサス州でのデータです。
Risk factors for severity of COVID-19 in hospital patients age 18–29 years
Micaela Sandoval,Duc T. Nguyen,Farhaan S. Vahidy,Edward A. Graviss
結果
2020 年3月1日から12月7日までに、ヒューストン メソジスト システムの病院で22,449 人の患者が SARS-CoV-2 PCR またはウイルス抗原検査の結果陽性となり、そのうち1,853 人 (8%) が18～29歳であった。
年齢の中央値は 24 歳。 62%が女性で226 人が妊婦。20%が非ヒスパニック系白人、32%が非ヒスパニック系黒人、43%がヒスパニック系またはラテン系アメリカ人。患者の 78% がチャールソン併存疾患指数スコアでスコア0（逆に言えば1以上が22％もいた）だったが、1,252人 (68%) が過体重で、うち833人はBMI30以上だった。既往症は、喘息 (9%)、精神障害 (8%)、高血圧 (6%)、糖尿病 (5%) で、84 人 (5%) の患者が胆嚢摘出術を受けていた。
日本の普通の若者がこのデータを参考にしなければならない理由がわかりません。