いったい、いくつのゴルフ場があるのか?

全英女子オープンゴルフがスコットランドのミュアフィールドで開催中です。

 

このところ調子の出なかった渋野日名子選手ですが、3年前に制覇した全英は相性が良さそうで奮闘しています。ところで、ミュアフィールドです。スコットランドの首都エジンバラの中心地から、フォース湾に沿って東に25㎞くらいの場所です。Google Earthで眺めてみて、ちょっとビックリです。いったいどれだけ、ゴルフ場があるんじゃ?!

 

エジンバラ ゴルフ場
エジンバラ ゴルフ場

実際にGoogleでもYahoo!でも地図を開いて眺めてみてください。ビックリします。

 

エジンバラは人口50万人弱の中世からの歴史がある古い都市です。日本で言うと奈良市のようなイメージでしょうか?規模的には、金沢市・倉敷市・姫路市くらいの都市です。

まぁ、町じゅうにゴルフ場があります。本格的なコースだけでも10はくだらないです。

 

エジンバラからフォース湾沿いの海岸線も、ほぼゴルフ場で埋め尽くされています。海岸近くの砂地の草原を「リンクス」と言いますが、いわゆるリンクスコースのゴルフ場が文字通り連なっています。そのなかでも東端に近い位置にミュアフィールドがあるのですが、エジンバラの町を出てからの20㎞に10以上のコースがあります。

 

ミュアフィールドは1744年の開業だそうです。日本では江戸時代中期に当たります。イギリスはフランスと覇権戦争をおこなっていた時代です。エジンバラとミュアフィールドの間にあるマッセルバラ・オールドコースというのは、1567年からプレーがおこなわれていたということです。日本は戦国時代のまっただなかです。

凄いですね?とは言っても、当時のゴルフは自然のままの草原のなかを、木の棒で球を転がしていただけで、今のようなコースがあるわけではないのです。

 

日本の江戸時代のスポーツとは、武芸の範疇では、流鏑馬のような騎馬競技、弓矢、剣、槍、棒など道具を使った武術、柔術や相撲などの格闘技、甲冑をまとった泳法などの水泳など。民衆の範囲では、石合戦や相撲、水泳、鬼ごっこ、手まり、羽根突き、たこ揚げ、綱引きなどになるそうです。お祭りの御神輿や、火消しの梯子乗りなんかもスポーツっぽいです。

 

さて、ゴルフのプレーそのものには、あまり興味は無いのですが、ストリートビューを眺めていたら、このリンクスのルートをクルマで(元気なら自転車で)走ってみたいなぁと思いました。それにしても、どこの国の街角でもパソコンで見えるのは、凄いなぁ。