令和4年度省エネ補助金の紹介(今年度の公募内容)

令和4年度の省エネ補助金を紹介、2日目です。今日は、今年度の公募内容です。

 

現時点では、公募内容の詳細は公表されておらず、事業概要パンフレットが公開されているのみです。公募開始は5月下旬の予定ですが、基本的に公募内容は昨年度と変更がない見込みです。詳細はSII(環境共創イニシアチブ)のwebサイトをご覧ください。

 

令和4年度「先進的省エネルギー投資促進支援事業費補助金」概要パンフレット

 

公募開始は5月下旬で6月末締切で1か月余りの期間です。

採択は8月下旬に発表になります。採択されるか否かは、省エネ率・省エネ量を点数化したもので決まります。基本的に点数の高い計画から順に採択されます。

事業期間は2023年1月末となる見込みです。

 

省エネ補助金は、事業場全体の省エネ計画を⽴案する事業区分(A)(B)(D)と、設備単位で⾼効率省エネ設備への更新を⾏う事業区分(C)があります。

(A)は先進事業で、登録された先進設備・先進システムを導入する事業です。

(B)はオーダーメイド事業で、事業所が独自に設計した省エネの取り組みをする事業です。

(D)はエネマネ事業で、エネマネ事業者と契約して運用管理を行う事業です。

 

(A)(B)(C)の事業は単独でなくとも、複数の事業を組み合わせて実施することも可能です。

(D)のエネマネ事業は単独ではなく、(A)(B)(C)のいずれか一つあるいは複数の事業との組み合わせで実施されます。

 

それぞれの事業で補助率並びに補助下限額・上限額が異なるので注意が必要です。

 

 

令和3年度の制度変更で、(C)指定設備導入事業以外は使い勝手が悪くなっているようです。

(B)オーダーメイド事業に取り組む場合には、設備事業者さんとよく相談して、早めに準備をしなければ間に合わないようです。