人工的に太陽光を遮断or反射させる

思いつきなんですが「人口火山噴火」で温暖化ストップできますか?

 

トンガ火山噴火で地球の気温が下がるのではないかと、少し心配しました。そして、ちょっと期待してしまいました。噴火によって大気圏に放出され漂う微粒子やエアロゾルが、太陽エネルギーを遮ったり、反射させたりするわけです。

 

太陽を遮る
太陽を遮る

地球温暖化防止対策として、「人口火山噴火」をさせて、大気中に太陽エネルギーを遮蔽・反射する物質を滞留させることが考えられます。

 

自然の火山噴火で放出されるものには、二酸化硫黄など酸性雨の原因になる迷惑なものを含みます。人口火山噴火では、人畜や自然環境に無害な物質を選ばないといけませんが、できないこともなさそうです。

 

これまで、実に多くの方が、太陽光遮断を提案しています。 

また、既にハーバード大学のグループでは成層圏に打ち上げた気球から炭酸カルシウムの粉末を放出するプロジェクトが動いています。

☞ SCoPEx: Stratospheric Controlled Perturbation Experiment

 

但し、太陽光を遮断することが、気象にどんな影響を与えるのか?生態系や自然環境に本当に何の影響もないのか?は、複雑系の解析が不十分な状況では明解ではありません。また、地球規模で一度やり始めたら二度と止められないわけで、今の国際情勢ではリスクが大きそうです。このため、全てのプロジェクトの実行は躊躇されています。

☞ 環境情報誌SAFE 地球を人工的に冷やすジオエンジニアリング

☞ 2022年1月17日AFP 太陽光遮る温暖化対策、専門家60人が禁止求める

 

やはり、真面目に省エネに取り組むのがよさそうです。