200年後にさいとう・たかをはどう扱われるのか?

「ゴルゴ13」を50年以上に渡って連載していた「さいとう・たかを」さんが先月亡くなりました。☞ さいとうプロ 公式サイト

 

追悼番組をやっていたのを少しみていました。数多くの作品をみたわけではないですが、昔はたまに手に取る機会がありました。驚いたのですが、今でも連載が続いているのだそうです。また、さいとう・たかをさんが亡くなった後も連載は続くということです。凄いことですね。

 

ゴルゴ13(さいとう・たかを)
ゴルゴ13(さいとう・たかを)

専門家ではないので、よくはわからないのですが、とにかく世代を超えて受け入れられることの凄みというのを感じます。

 

日本にはゴルゴ13のような超長期連載のマンガが多数あります。それぞれの作品で、独特な創造性が発揮されているものと思います。

 

日本最古のマンガは平安時代末期の鳥獣戯画だと言われています。しかし、それ以前に描かれていた絵巻の類も、絵でストーリーを説明していますし、かなりデフォルメした絵になっています。そういう意味では、マンガといってもよいように思います。

 

江戸時代になれば、マンガはたくさん出版されています。浮世絵などもマンガの一種と言えるでしょう。

 

現代人が、江戸文化を葛飾北斎、喜多川歌麿、東洲斎写楽などから学ぶように、200年後の日本人は、さいとう・たかを、手塚治虫、尾田栄一郎などから学ぶのだろうと思います。