1964年10月10日に東京オリンピックが開幕しました。晴れの特異日だから、この日を選んだという説があるようです。
今日は、すっきりした秋晴れになりました。この季節にしては気温が高いのですが、風には心地よさが感じられます。運動にも絶好の季節です。コロナ騒ぎも何とか収まってきました。今年の東京オリンピックもこの時期に開催出来ていたらよかったですね。
10月10日が腫れの特異日というのは、本当でしょうか?福岡管区気象台のwebサイトに下関地方気象台のデータがありました。
以前も書きましたが、気象の世界では山口県は九州の仲間です。
10月10日に晴れの確率70%という結果です。この天気出現率は過去30年間の晴れ・曇り・雨を表します。
30年間で、晴れが21日・曇りが6日・雨が3日という結果でした。
晴れの確率は、13~15日と27日・30日と5つも10日より高い日があります。
下関においては、10月10日を晴れの特異日というのは憚られます。
しかし、雨のほうをみると10日の10%(30年間に3日)より確率が低いのは30日の6.6%(同じく2日)だけです。
東京オリンピックにような大イベントですからすっきりした晴天が望まれしますが、雨が降らないことのほうが大事です。
まぁ、合理的な選択だったと思います。
いずれにしても、10月はよい季節です。コロナ疲れを解消して、冬に向かって健康増進に努めていきましょう。