喫茶店で仕事、コーヒーの覚醒効果はあるか?

コメダ珈琲で仕事をしようと行きましたら、仕事や勉強をしている人で満席です。

 

時間帯からすれば、そんなに混んでいるとも思っていなかったのですが、結構繁盛しています。がっつり勉強しているような学生さんもいます。コロナ騒動で、図書館の学習室の席が半分以下に減らされていることなんかも影響しているのかも知れません。コメダさんも、コーヒー1杯で長居されたら儲からないような気がしますが、どうもそんなことはないようです。

 

コメダ珈琲
コメダ珈琲

コメダ珈琲の2月決算をみると、国内896店舗・海外18店舗で売上高288億円、営業利益55億円という好成績でした。これでも、コロナ騒動のために前年度より売上高で6%、営業利益で30%も減っています。

 

まぁ、コメダ珈琲の経営については、多くのメディアに掲載されています。ポイントは、わかりやすく客単価が高いことと、少し意外ですが回転率の高さですね。

 

コーヒーを飲むと、カフェインの影響で覚醒効果があり、仕事や勉強がはかどるようです。気のせいともいえず、ちゃんとした研究者が調査した結果でも実証はされています。もちろん、個人差がありますが、ファミレスより喫茶店のほが仕事がはかどるのは、施設のせいだけでもないような気がします。

 

コーヒーと言えば、数日前の新聞にコーヒー豆の値段が上がっているとありました。ニューヨークの相場をみると、昨年同時期と比較して1.5倍くらいになっています。主な生産地であるブラジルなど産地の天候不順が原因だそうです。ちょっと心配しましたが、珈琲の価格に占めるコーヒー豆の原価の割合は相当低いので、大丈夫でしょう。

 

日本での1人・1年当りのコーヒー消費は、約3.5㎏です。近年はほぼ横ばいです。コーヒーをよく飲むのは北欧の人たちで、日本人の2~3倍です。ヨーロッパ(EU)の平均が5.2㎏ほど、アメリカ人は約4.8㎏なので、日本人の1.5倍くらいです。

 

ところで、コーヒーはコロナ対策にもなるそうです。スポーツ栄養webの記事によると「コーヒー酸は子孫ウイルスの収量を減少させ(とくに感染後3時間以内)、ウイルス感染細胞の変性を抑制する。カフェインは、好中球と単球の走化性、およびTNF-αなどの炎症性サイトカインを抑制する。

1日2〜3杯のコーヒー摂取が推奨される。カフェイン酸とカフェインの両方を含むためにより健康的であり、カフェイン補給よりも優れた免疫学的メリットがある。」

 

さあ、コーヒーを飲んで、元気にもうちょっと仕事をしましょう。

 

尚、コーヒーの各種統計資料は、全日本コーヒー協会のwebサイトがわかりやすく、更新もよくされているので役に立ちます。