オスのはずだったフクロウが卵を産んだ

今日の山口県一番のニュースです。徳山動物園のメンフクロウの「アイ」が卵を産みました。

 

【ご報告】

私(フクロウ)事ではありますが、今朝卵を産みました。以前、「検査の結果、アイはオスでした」とご報告させていただきましたが、申し訳ありません、メスです。担当者が、朝お腹に抱いているところを発見したのですが、びっくりして部屋の扉を一旦閉めたそうです。これからは「アイちゃん」として、引き続き応援よろしくお願いいたします。

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徳山動物園のアイちゃん
徳山動物園のアイちゃん

クジャクやオシドリなどは、成鳥となったオスとメスの容姿が極端に違います。オスはメスに自分をアピールするために、羽根を広げたり、極彩色に着飾ったりしています。

強いオス=美しいオスだけがメスに選ばれて子孫を残すことができますから必死です。

 

ニワトリも成鳥となれば、トサカで装飾しているかどうかでオスとメスの区別は容易です。しかし、ヒヨコのときに雌雄を分けるのはたいへんで、「初生ひな鑑別師」という専門職があるほどです。

ちなみに、この仕事はとても貴重で、優秀な日本のひな鑑別師は海外で引っ張りだこで、隠れた高収入職業と言われています。

 

一方で、フクロウの雌雄は簡単には分からないそうです。「誰か烏の雌雄を知らんや」ということわざもあるように、最も身近な鳥であるカラスの雌雄も簡単にはわかりません。

徳山動物園では、血液からDNAを抽出し染色体の構成によって雌雄判別をしていたそうですが、結果的に間違っていたそうです。

 

まぁ、いろいろ楽しい山口県へ、おいでませ!

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