バイデンさんがプーチンさんを人殺しと思うと答えてしまって、大騒ぎになっています。
ロシアは駐米大使を帰国させるということです。一方の新型コロナウイルス感染症に関して、ロシアは自国製のワクチン「スプートニクV」を途上国などに提供するという、ワクチン外交を展開しようとしています。しかし、一方では新型コロナの感染が最も拡大して被害が大きいのがロシアではないかとも言われています。
新型コロナの被害が最も大きいのはアメリカだとされています。政府が公表している新型コロナ関連死者数は約45万人で、2位のブラジルの19万人を大きく引き離しています。
以下、The Economist のwebサイトから転載します。
集計している期間が国よって異なるので、少し注意が必要ですが、コロナの死者数が多いのは、以下イギリス、メキシコ、フランス、ロシアという順になります。
新型コロナウイルス感染症は、今になっても、世界のどの国においても、確定診断がつきません。したがって、新型コロナ関連死者数が新型コロナウイルスによる死亡かどうかはわかりません。そこで、この期間の超過死亡(予想される死亡者数を超えた数)で把握したほうが正確ではないかということになります。
このサイトで、並び替えをすると、超過死亡者数も約55万人でアメリカの1位は変わりませんが、2位にロシアが約43万人で入ってきます。この理由はよくわかりませんが、新型コロナ感染症が評価されている以上に大きいのかも知れません。
以下、3位メキシコ(4位から+1)、4位ブラジル(2位から-2)、5位南アフリカ(9位から+4)と続きます。エジプトは新型コロナ関連死者数は5,700人ですが、超過死亡は7万人を超えています。30位から10位にジャンプアップです。新型コロナ以外の何かの感染症が流行している可能性もあります。
話が、あっちこっちしましたが、ロシアの状況が謎です。ロシアの人口はアメリカの4割ほどですから、この超過死亡者数で考えればアメリカの2倍以上の被害となります。かなりの大問題というか、国民の不満や不安が溜まってきそうです。どうも、他国にワクチンを提供している場合でもないような印象です。
このところ、海外のニュース、とりわけロシアのニュースが入ってこなくなっています。日本にとって、重要な隣国の一つなので気になります。プーチンさんは、今どんな状況なのでしょうか?
最後に、日本ですが、このサイトでは以下のようになっています。
フィリピンの次に世界で2番目の数で超過死亡者数がマイナスです。あえて、何も言いますまい。これが真実です。