死者は増えない新型コロナ禍(人口動態調査速報)

厚労省から7月の人口動態統計の速報値が発表されました。

 

2020年7月の日本の出生数は76,785人です。昨年より2,272人減りました。

日本の死亡者数は104,849人です。新型コロナ騒動のなかですが、7月も超過死亡はなく、予測値よりも4,665人死亡者数は少なくなりました。7月時点で、日本がパンデミックの状態にはなかったことは明らかです。

 

日本の死亡者数(2020年7月まで)
日本の死亡者数(2020年7月まで)

厚労省の統計では、2020年7月に新型コロナウイルス関連死は37人です。

7月の死亡者に対する割合は0.035%です。

 

つまり、99.965%の人は、新型コロナウイルス以外の原因で亡くなります。

このなかには、7月豪雨での死者82人(まだ行方不明の人が4人)も含まれます。

 

人は病気や事故によって死ぬときには、程度の差はあれ、みんな苦しいです。新型コロナによる死亡だけが、特別に苦しいわけではありません。

いつまでも・いつまでも、新型コロナだけが、特別扱いし続けなければならない病気である、というエビデンスは、どこにも見当たりません。

 

日本の死者数(インフルエンザvs新型コロナ)
日本の死者数(インフルエンザvs新型コロナ)

人口動態調査の死因別死亡者数は発表が遅いので、最新が2020年4月までです。

4月に新型コロナウイルス関連死は359人とされています(厚労省のデータ)。同じ4月のインフルエンザによる死者は24人でした。

 

右に、人口動態調査のインフルエンザの月別死者数と、厚労省発表の新型コロナウイルス関連死者数をグラフにしてみました。

 

2019年1月にはインフルエンザが死因の死者数は1,685人、2月は1,107人ありました。新型コロナウイルス関連死は、9月24日現在累計で1,541人です。

新型コロナウイルス関連死は7か月間の合計でも、2019年1月のひと月だけのインフルエンザによる死者数よりも少ないのです。

 

2019年1月や2月にインフルエンザの流行が、どれほど話題になったでしょうか? どなたか、記憶が残っている人はあるでしょうか。

ちなみに、2019年1月をネット検索してみると、「大間のマグロに史上最高値3億3360万円」「大坂なおみ、全豪テニス初制覇」「人気グループ”嵐”、活動休止を発表」などがでてきます。これで、いいのではないかと思います。

この、2019年1月でもインフルエンザで亡くなった方は、全死亡者の1.22%でした。