尾道千光寺山も、まだまだ1/3

広島県尾道市の「千光寺山ロープウェイ」のツイッターが、話題になっています。

 

千光寺山ロープウェイは、尾道市街地や尾道水道を一望できる千光寺山にあります。千光寺は真言宗のお寺ですが、寺の周辺を檀家さんたちが公園として整備したことから多くの人が訪れれます。千光寺山ロープウェイは、千光寺公園にあって、全長が361m、高低差も115mしかありません。熱海ロープウェイに次いで、全国で2番目に短いロープウェイだそうです。つまり、移動用ではなく、観光用の施設です。

 

 

千光寺ロープウェイ
千光寺ロープウェイ

コロナ騒動で、人の移動が制限されていましたが、ようやく緩和されてきました。この四連休では、東京都を含む「GO TO キャンペーン」がはじまって、観光地にも人が戻ってきました。

 

その四連休の初日の、千光寺山ロープウェイのツイッターに、“誘導している誘導員に「このご時世なのに人が多い」と怒鳴った人がいた”という記事が載りました。

まぁ、このツイッターが話題になった理由は、その後のやり取りや背景にあるのですが、人が多いと怒鳴るくらいなら「お前が来るな!」って、誰だって思います。

 

実は、四連休では尾道にも行ってました。私の場合は、ここらが地元なので、観光で行ったわけではないのですが、確かに街に人が戻ってきている印象です。

タクシーに乗ったので、運転手さんに「ずいぶん賑わっていますね?」と声を掛けたら、「まぁ~、連休としては普通の1/3やね。普段の連休だったら、駐車場にクルマを入れるのに、何時間もかかるけど、そんなこともないし・・」という意外な返事です。

 

運転手さん曰く、賑わっているように見えるけど、若い人が多い。外国人がいないし、年配の人もいない。自転車(しまなみ海道はサイクリングのメッカ)の人が少ないし、バイクの人もあまり見ない。観光バスの団体もいなし・・・。

なるほど、説明を聞いて、まだ1/3なんだなぁ、と思った次第。なかなか、コロナ以前の日常には戻れないと実感したところです。

 

ところで、11月1~3日のベッチャー祭りはどうなるのかな?公式サイトには、案内がないのですが、疫病退散の祭りですから、こっそり開催する?のでしょうか。