ロングブレスはコロナ対策にもなりそう

今朝の新聞の広告欄に、「【総力特集】なぜ、経営者が皆ロングブレスにハマるのか?」という、ゲーテ9月号の宣伝が載っていました。ちょっと、眼をひきます。

 

俳優だった美木良介さんが考案したのが、お腹を凹ませ、強く長い呼吸を繰り返しながら身体を動かすロングブレスというダイエット法です。このロングブレスを、多くの経営者が熱狂的に愛好しているということです。

 

ゲーテ9月号は、ハマる経営者続出のロングブレス特集!
ゲーテ9月号は、ハマる経営者続出のロングブレス特集!

ちょっと調べてみると、ロングブレスというには、とても理にかなったダイエット法であり健康法のようです。

詳しいことは知らないのですが、口をすぼめ、細い息を吐ききりながら筋トレをするようなエクササイズです。

 

写真にある経営者の皆さんは、外から見てもいい筋肉していますが、腹式呼吸でしっかり息を吐くことで、見えない内臓周辺の筋肉(インナーマッスル)も鍛えることができるようです。筋肉を鍛えることで、代謝が増えて、ダイエットにもなるというわけです。

 

必ずしも新型コロナに限りませんが、高齢者や喫煙者・肥満者・糖尿病などが肺炎にかかりやすいのは肺の機能が弱くなっているからです。

ロングブレスは呼吸筋の強化にもなるので、新型コロナ対策にもよさそうです。

 

肺は風船みたいなものなので、弾力性があります。この弾力性は年とともに失われて堅くなっていきます。身体のあらゆる部位で同じことが不可逆的に起こります。目の水晶体が加齢とともに固くなると老眼になります。

肺の機能を決めるのは弾性力とともに、風船を膨らませたりへこませたりする呼吸筋の力です。これも身体の他の筋肉と同じように加齢によって衰えます。

この二つを合わせると、肺の機能は、30歳のときを100とすると、70歳では60~80になっているそうです。

 

肺の弾性性が衰えていくことを防ぐ方法はよくわかりませんが、呼吸筋を鍛えることはできそうです。ロングブレスが(その他の呼吸法でも構わないですが)をすることで、呼吸筋を鍛えれば、肺炎のリスクが減ることは間違いないようです。

 

呼吸筋力の強化には、ジョギングなどの持久性トレーニングも呼吸筋の強化に役立ちます。

しかし、当地も、今月は雨ばかりで、なかなか走りにいっていないので、残念です。呼吸による呼吸筋力アップは、雨の家の中でもできるので、トライしてみましょう。