ご近所にパブリックのゴルフ場があるのですが、3月末で閉鎖していました。
9ホールのコースです。事務所からクルマで10分ほど、料金は3000円代で回り放題なので、年に1~2回行っていました。たまたま近くに行ったら、3月末で閉鎖したとのこと。コロナ騒ぎとは関係なく、お客さんも少なくなって儲からないので閉鎖したようです。まぁ、そのお客さんが少ないところがよかったのですが・・。
パブリックのゴルフコースの場合は、利用料だけが収入になるので、利用者数そのものが収入です。
一般のゴルフコースですと、利用料に加えてキャディーフィーやレストラン・売店の収入があるので、収益構造が違います。概ね利用料が2/3、それ以外が1/3です。
パブリックのコースの利用者が減ったのはゴルフ人口の減少もあるでしょうが、一般のコースにお客さんが移ったということがありそうです。一般のコースの価格が下がったことで、価格の優位性がなくなりました。山口県ですと、平日食事付き5000~6000円が相場になっています。
パブリックコースのよいところの一つに、1人でもプレーできるというのがあります。打ちっ放しに行くのと同じ感覚で、一人でちょっと行って勝手に回るわけです。プレーする人を探して、時間を合わせてゴルフ場に行くのは結構手間です。
ところが、最近は1人プレー予約というのができるようになっています。Webサイトに1人で予約して仲間を募って、誰かもう1人が参加すれば一緒に回るというものです。私はやったことがないのですが、トラブルもなく知らない人と回るのは楽しいそうです。
また、昔のゴルフ場ではドレスコードのようなものがあってジャケットを着ろとか、襟付きのシャツだとかややこしかったのですが、今はほとんどなくなりました。名門コースでもキャディーさん無しで回れるようになってきました。
そんなこんなで、パブリックコースの経営にはなかなか厳しい状況でったのでしょう。
新型コロナウイルスはゴルフ場経営にも多少は影響しそうです。不要不急の外出禁止と言われると、ゴルフもやりにくいでしょうし、レストランもバイキング形式は避けることになりそうです。まぁ、オープンエアーで3密にはならないのが救いですね。