コロナばかりではない。土砂災害に備えよう!

暖かくなってきました。土砂災害の危険性が高まる季節です。

 

新型コロナ以前からですが、BCP(事業継続計画)に関係することが多くなっていました。西日本豪雨災害の記憶も新しいですが、山口県を含む中国地方は土砂災害を警戒しなければいけない箇所が多いのです。真砂土といわれる風化花崗岩地帯です。

 

土砂崩れ(平成21年 防府市)
土砂崩れ(平成21年 防府市)

土砂災害が起こりやすいのは、シラスのような火山灰か、真砂土の風化花崗岩が多いです。

 

花崗岩は別名が御影石ですから、本来はとても硬い岩です。硬い岩だから、風化すると、かたまりにならずに一気に砂状になるわけです。しかも、この砂の粒子サイズが一様なので崩れやすいのです。

粒子サイズが不均一であれば、お城の石垣のように安定するのですが、均一だと砂時計の砂のように流れやすいというわけです。中国地方はこの風化花崗岩でつくられた地域です。

 

日本には土石流危険渓流が18万か所ありますが、1番多いのが広島県で約9,964か所、2位が島根県の8,120か所、3位が山口県で7,532か所です。また、急傾斜地崩壊危険個所は広島県が1位で21,943か所、山口県が2位で14,431か所です。危険個所だらけです。

 

先ずは市町が発行しているハザードマップを確認してください。会社や従業員の住まいなどが「土砂災害警戒区域」や「土砂災害危険個所」になっていないかです。また、会社につながる道路がなっていないかも知っておきましょう。

 

雨が降ったら「土砂災害警戒情報」に要注意です。土砂災害の場合は、合ってしまったら逃げることができませんから、警戒レベル3になれば厳重に警戒して、警戒レベル4になれば全員避難を徹底しましょう。

 

土砂崩れには、地面にひび割れができる、斜面から水が湧く、小石がバラバラと落ちてくる、地鳴りがする、立木が裂ける音が聞こえる、などの前兆もあるそうです。とにかく、いつもと違うなと気づいたら、逃げることが大事です。どこに、どのルートで逃げるのかをみんなで確認しておきましょう。