とんでもないことが起こるかも知れません。危機に備えることが必要です。
2008年9月のリーマンショックを超える悪夢のような世界恐慌が来るかも知れない。そんなことが現実味を帯びてきました。原油価格の暴落を受けて。アメリカのシェール企業では株価が昨日1日だけで60%下がったところもでてきました。サウジアラムコ(国有)を除けば、エネルギー企業の最大手である、エクソンモービルでも年初から40%以上の下げです。
新型コロナ感染症の被害についての専門家と称される人の予言よりは、世界恐慌の予想のほうが当たる確率がずっと高いように思います。
こうなっては、リーマンショックを超えるような経済危機が来る可能性に備えましょう。
昨日のブログ 2020/03/09
日本のように衛生環境がよくて、医療水準が髙く、皆保険制度が整っている国では、新型コロナ感染症が重症化して直接的に亡くなるという人は僅かだとわかっています(但し、例外はあるので100%ではありません)。今は、既往症がある方か75歳以上の高齢者を中心に新型コロナに関連死が報告されていますが、数は限定的です。
しかし、今から起こるかもしれない経済恐慌は、これまで経験したリーマンショックなどを超える規模と深刻さを持って世界を襲う可能性があります。
以下が、アメリカのエネルギー企業売上高上位5社の年初と現在の株価です。
銘柄 | 2020年初株価(USD) | 3月9日安値株価(USD) | 増減(%) |
エクソンモービル | 70.24 | 40.80 | ▲41.9 |
シェブロン | 120.81 | 80.36 | ▲33.5 |
フィリップス66 | 112.08 | 60.20 | ▲46.3 |
バレロ・エナジー | 94.63 | 57.36 | ▲39.4 |
マラソン・ペトロリアム | 60.88 | 30.78 | ▲49.4 |
値下がり幅の多くが、この1週間、特に昨日1日で生じています。かなり、恐ろしいです。