フェイクニュース・デマにご注意

今日、あるところで「山口県でも新型コロナ感染者が出た!」という話を聞きました。

 

「○○大学の留学生らしい」とか「○○病院に入院したようだ」とか、なんだか大騒ぎです。結構信頼できる相手からのニュースだったので、私もすっかり信じていました。まぁ、そういうこともあるよね?って感じです。夜になって帰宅して「山口でも感染者が出たんだって?」と尋ねると、「えっ?聞いていないよ」という返事です。アレれ???

 

デマ
デマ

テレビやラジオのニュースはやっていない時間帯だったので、ネットニュースや県や市町の情報など検索してみましたが、山口県での感染あるいはそれに関連するような情報は全くありませんでした。

いや~、やられましたね?

 

新聞やテレビで日本中に感染者がいてもおかしくないと連日報道しているわけですし、中国から来られている人もたくさんいます。

簡単に信じるだけの土壌は十分にあったわけです。

まぁ、私の場合はデマを聞いて、何かアクションを起こしたわけではないので、実害はありません。しかし、こりゃ大変だとマスクやアルコール消毒剤を買いに走った人や、真剣に心配した人はたいへんです。

 

私も情報を確認するのにネットを利用しましたが、デマが流れるのもネット、特にSNS経由が多いのだと思います。不確かな情報に惑わされないようにしないといけません。 


以下、警視庁のWebサイトより・・

【不確かな情報を判断するヒント】

情報に以下のような書き方が含まれている場合は、特に注意して、情報源を確認しましょう。

 

①人を不安にさせるような疑わしいメール文章

強調表現、不安をあおる表現や急がせる表現が多い

その情報が本当であれば、事実のみを記載すれば十分です。しかしウソの情報は、強調表現や不安をあおる表現で信じ込ませ、急いで拡散させようとします。

デマに含まれやすい表現の例

・強調表現 非常に、かなり、すごく、絶対、全て、必ず、重大な等

・不安をあおる表現 危険な、悪質な、大変な等

・急がせる表現 即、大至急等

 

②生命や金銭に関わる内容

避難情報や災害情報等、生命に関わる内容も多く悪用されます。また、「無料だったサービスが来月から有料になる」「有料サービスが期間限定で無料になる」等、金銭に関わるものも悪用されやすいので、必ず情報源を確認しましょう。

 

③情報源が記載されていない

本当のように記載されていても、リンク(情報源のURL)や根拠が記載されていない場合は、必ず自分で検索して情報源を確かめましょう。官公庁や企業に関するものであれば、公式ホームページや公式ブログ等を確認してください。

また気象情報など、内容によってはテレビやラジオ等を確認することも有効です。

 

④伝聞形式で書かれている

記載されている情報に、「らしい」「みたい」「だそうです」等の伝聞形式が含まれている場合も注意が必要です。「友人が」「知り合いが」「芸能人が」など情報源があいまいな場合は、当事者と直接話をしたり、公式ホームページを検索するなどして確認するようにしてください。

 

⑤拡散を勧めている

拡散を勧める書き方には、大きく分けて、悪意によるものと善意によるものの2パターンがあります。どちらであっても、情報源を確かめ、無闇に拡散しないことが重要です。

・悪意ある拡散の要求の例

「見てから○時間以内に×人に回さないと不幸になります」

「この情報を止めた人は特定され、襲われます(捕まります)」等

・善意による拡散の要求の例

「ペットショップがつぶれたので、もらってくれそうな人に広めてください」

「被害を未然に防ぐために、知り合い全員に共有してください」等


テレビ(特に某テレビ局)のモーニングショーやワイドショーも5項目全部当てはまりますから、注意したほうがよさそうです。