恋の予感がなかなか美味い

「恋の予感」は2014年に広島県で開発されたお米の品種です。今年から山口県でも出荷がはじまりました。

 

JAのWebサイトの解説では、「やや大粒で、食べたときの粒感ともちもちした食感が特徴。お米自体の美味しさが感じられる。酢めし、炊き込みご飯、丼・カレー・中華料理などの食材と一緒に食べる料理でも、粒感が損なわれることなく、しっかりとお米を楽しむことができる。」ということです。

 

山口県産「恋の予感」
山口県産「恋の予感」

料理人の方の話では、山口県の瀬戸内海沿岸でつくられている米には今一つのところがあったそうです。高温少雨で干拓地が多いことから、しっくりこないようです。

恋の予感はそんな高温の条件でも美味しくつくることができる品種として開発されたものです。

 

特におすすめなのが、かつ丼や天丼などの丼物に使うことだそうです。大粒でしっかりした味なので、カツやてんぷらに負けないということ。ちょっと楽しみです。

 

地球温暖化で高温化が進んでいます。特に夜間になっても温度が下がらない熱帯夜が増えると、恋の予感のような高温耐性に優れた米の栽培が必要になるようです。

 

但し、農林の方の話では、「米の品質はいいんだが、なんでこんな名前をつけたんじゃろ。恥ずかしくていけん」ということでした。

  

やまぐち米CM 山口県産「恋の予感」編