地球から月は思っているよりずっと近い

月に行くトレーニングのためかどうかはわかりませんが、ZOZOさんが恋人と別れました。

 

ある方から、特殊な化学品を研究しているのだが倉庫は月につくるといいと思っていると聞きました。夢物語ではなく、真剣です。月の環境がその化学品の保管に適しているうえに、無人輸送機で搬送するのに、今や技術的な課題はほとんどないという説明です。その方曰く、月はすぐそこに見えていて、思っているよりずっと近いんだよ・・って?!

 

月と地球の関係
月と地球の関係

ほぼ正確な縮尺で月と地球の関係を描くと上のような絵になります。地球と月の距離は地球の直径の約30倍しかありません。月の直径は地球の直径の1/4より大きいので、確かに思ったよりも地球と月の関係は身近です。ほんの近くにあると言っても、間違いはありません。

 

地球上を飛ぶ民間航空機の速度は時速1,000㎞ほど、戦闘機ではマッハ3弱の時速3,500㎞くらいだそうです。このくらいの速度が限界なのは地球上の大気が抵抗になるからです。

空気が無い宇宙空間ではその10倍を超える時速40,000㎞超えも平気なんだそうです。実際、はやぶさ2は時速41,760㎞で地球に帰還するといいます。

ということは、乱暴に言えば月までたったの10時間(離陸・着陸を無視しています)ですから、頻繁に輸送しても大丈夫そうです。

 

トラックの自動運転が可能になり無人で陸送する時代が来るとか、宅配はドローンでするようになるとか言っていたら、「お客様、次のお荷物は月の倉庫から明日の朝にお届けします」という時代がすぐそこに来ているようです。

なんか、ワクワクするような、恐ろしいような・・・(*_*;