新幹線でラグビーW杯の効果を実感

岡山県での仕事があって、新山口駅から新幹線に乗ったのですがビックリ!!です。

 

午前10時台の新山口駅発の山陽新幹線というのは、大抵空いています。いつものように2号車の後方の扉から乗り込もうとすると、なんとデッキまで人がいっぱいです。ビックリして車内に進んでみると、この箱の中にいる90%以上が外国人です。しかも、特徴的なフランス語でしゃべっています。

 

シャンパン
シャンパン

昨夜は熊本でフランスとトンガの試合があり、フランスが23対21という僅差で勝利をしました。これでフランスは予選突破を決めています。

フランスチームの次の試合は、今週の土曜日に横浜でおこなわれるイングランド戦で、この試合に勝てば予選プールを1位で通過することになります。

 

熊本で試合を観戦したフランス人サポーターが列島を東へと移動しているわけです。博多駅でもかなり降りたのではないか?と思うのですが、通路もいっぱいです。広島駅で降りるお客さんも結構いたのですが、それでも全員が座れるわけでもありません。

 

ラグビーW杯が盛り上がっていることは知っていたのですが、山口県では長門市でカナダチームの合宿があったくらいなので実感することはありませんでした。予想以上の効果があるのだとわかりました。

土曜日の横浜での試合まで、このフランス人の方々は各地で秋の日本を堪能するのだろうと思います。それにしても、新山口駅で下車したフランス人はほとんどいなかったようです。実にもったいないです。

 

ラグビーW杯の訪日外国人総数40万人、日本国内での直接支出1000億円ということです。山口県を含めて中四国地方では試合が開催されないので、経済効果といっても関係ないと思ってしまいました。今朝の光景をみて、考えが足りなかったと反省しきりです。