守るより攻めるほうが勝る

野球のように攻守がはっきり入れ替わる競技では守り勝つということもできます。

 

ラグビーワールドカップの試合を観ていて、試合中に自由に攻守の入れ替えが起こる競技では、やはり守るより攻めるほうが勝るようです。「点を与えなければ負けない」というのも真理ではありますが、前後半80分間を守り続けることは難しい。多少のリスクは恐れないで、攻めて点を取りにいくチームが勝りそうです。

 

ラグビー 攻める
ラグビー 攻める

もちろん、マラソンやゴルフのような個人競技では守るも攻めるもなく、自分自身と冷静な戦いを続けることで勝利を得る場合もあります。

 

しかし、相手と互角の条件で戦うゲームでは、受けに回って最後まで受けきるということはできないです。

「攻撃は最大の防御」ですし「攻めるは守るなり」です。ときには攻められても受けずに、別の場所を攻めるということも必要になります。

 

ただし、お互いに攻めてばかりでも相手には勝てないので、結局は攻めと守りとのバランスということになります。それでも攻め:守りが、6:4とか7:3とかで、攻め気の強いチームが勝利に近いような気がします。

 

これは、多分に意識の問題もあります。

攻められても攻められても耐えて守り続けるのは、何といってもしんどいです。仮に失敗しても、攻めて攻めていくほうがやはり元気が出ます。無理攻めは禁物ですが、「前へ!」の精神は大事でしょう。

 

経営も同じで、やはり攻め6分なんだろうと思います。少しのチャレンジは、会社を元気にします。競合する会社より、一歩でも「前へ」の精神で戦うことは大事でしょう。