これに対して、販売している会社（株式会社e.Cycle）はどうも健康被害の責任を認めていないようです。☞ 弊社商品「ケトジェンヌ」について （2019.9.9）リンク切れになるかもしれません 広告運用を中止するとはありますが、Webサイトの宣伝はそのままですあし、販売を停止したわけでもなく、返品の受付もしないようです。
日本は自由を重んじて、個人の権利を守る国ですが、少々それが過ぎているように思います。健康被害が急増しているわけですから、この商品の販売を禁止して回収させるように命じるべきだと思います。
そのうえで、万一健康被害が無い？とわかったら改めて販売を許可すればいいと思います。この会社は健康食品や美容関係の商品を販売しているようですから、他の商品についても吟味が終わるまで販売を自粛させるくらいでもよくはないでしょうか？
大変失礼ながら、消費者庁のWebサイトを定期的に閲覧している人は、少ないです。知らずに購入して、被害者が増えることを懸念しています。
「ケトジェンヌ」は今年の3月18日に販売開始となっています。いわゆるダイエットサプリメントです。消費生活センターへの健康被害の報告は早くも4月に1件あり、毎月増え続けて8月には45件（8月までで89件）です。どのくらいの数が販売されているのかは知りませんが、尋常でなく危険な商品のように思えます。
主な症状は、酷い下痢です。今のところは、摂取を止めると症状は治まるようで重篤な障害には至っていないようです。消費者庁の注意喚起を転載します。
『ダイエット効果、痩身効果を標榜する健康食品には「下痢を起こさせること」、「利尿作用で水分を減らすこと」などによって、飲み始めに体重を減少させる製品があります。長期的な視点で捉えた場合、十分な栄養が摂取できず、筋肉量の減少にもつながります。これは健康を害しているだけで、本来のダイエットにはなりません。特に体重が減少する効果が強い製品には、医薬品成分が入っている悪質な場合もあるので、なおさら注意が必要です。 』