令和元年が冷夏になるのだろうか

令和元年は7月も半ばに入ったというのに夏らしい雰囲気がまるでありません。

 

当地でも今日は1日雨模様です。昨日は雨は降らなかったのですが気温は低めでした。一昨日は狭い地域だったようですが、かなりの雨と風に遭いました。冷夏になるのではないか?という記事もちらほら見えるようになりましたが、気象庁の予報によるとあまり心配をしなくてもよいようです。

 

7月11日発表の1ヵ月予報(気温)
7月11日発表の1ヵ月予報(気温)

7月11日に発表された最新の九州北部&山口県の1ヵ月予報(7月13日~8月12日)によると、最初の1週間(7月13日~19日)は天気がぐずつき気味で曇りや雨の日が続くが、2週目(7月20日~)以降は平年並みの晴れの日が続くだろうということです。

ちょっと安心しました。

 

思い出してみれば昨年は、6月終わりからの長雨のなかで、台風が通過して、7月6日の豪雨(西日本豪雨)に見舞われていたわけですから、今年は平穏といってもよさそうです。

 

むしろ、7月後半から8月に入ると気温は平年を超えるという予想です。

一転して梅雨明け以降の猛暑を心配しなくてはならないかも知れません。屋外での作業や工場など暑熱環境での仕事の場合、熱中症対策なども気を抜かずに進めておきましょう。

 

地球温暖化の影響もあって、気象は過激に振れるようになっています。どんなことが起こっても想定外と言えない状況です。

農業のように気象に直接左右される事業は特に注意が必要ですが、それ以外の事業でも大なり小なり気象の影響を受けます。気象の予測から事業の需要動向などを推測することは益々大事になっています。

 

気象庁のWebサイトではいろいろな情報を提供してくれています。ときどきチェックしてみるとよいですね。

ちなみに、今年度の気象庁の予算は前年度より40億円弱(約7%)増えて、608億円となっています。異常気象の発生はもとより、地震に火山活動など気象庁の役割は年々重くなっていますので、肌間隔ではこれでも予算は少ないのではないかなぁと思います。

防災や危機管理には、元になるデータと正確な解析が欠かせません。