日米貿易摩擦=強すぎる日本の自動車産業

昨日の続きです。平成の間、日本の自動車産業は非常に力強く成長しました。

 

このところ何かと騒がしい日米貿易摩擦です。アメリカから日本への輸出は約8兆円でアメリカが日本から輸入しているのが15兆円です。差引で7兆円の貿易赤字になっています。そこで、日本に対してアメリカからの輸入を増やすことを要求し、逆に日本からアメリカへの輸出を制限する施策をとると脅しています。

 

2017年日本から米国への輸出額内訳
2017年日本から米国への輸出額内訳

それでは、日本から米国への輸出とは何かですが、右のグラフにあるように1/3を超える36.6%が自動車並びに自動車部品です。

3番目以降の原動機・航空機・建設機器などは日米で分業が進んでいる分野で、相互に輸出入があるので問題になりません。

 

米国の対日貿易赤字の原因は、結局のところ自動車になります。日本で米国の自動車を購入しても関税はゼロですが、米国は日本車に2.5%の関税を掛けています。

それでも、日本車の輸入は増え続けています。アメリカの消費者が日本車を指示しているので仕方ありません。

さらに関税を高めるとか、数量規制を掛けるという話も出ていますが、適当なところで折り合いがつくと思います。

この問題は、平成の日本産業で、自動車産業の占める位置が大きかったという証左です。

 

※ 本日、明仁天皇陛下が退位されました。明日は、新たに徳仁天皇が即位されます。令和の日本産業の構成はどうなっていくでしょうか。