しっかりと、たのしく、たしかに

”技術の日産”に対して、”信頼のトヨタ”と”魅力のホンダ”というイメージです。

 

トップ3が、それぞれこういうイメージを持っている会社であれば、その業界は繁栄するような気がします。以下、個人の感想です。例えば、以前の電機業界であれば、”技術の日立”、”明るいナショナル”、”光る東芝”みたいなイメージです。

 

蟠螭文鼎(ばんちもんてい)東京国立博物館収蔵
蟠螭文鼎(ばんちもんてい)東京国立博物館収蔵

ビール業界なら、技術のアサヒ、信頼のキリン、魅力的なサントリーですかね? すみません、サッポロもありました。男は黙って・・ってことでご容赦を。

 

私の古巣のプラント業界のトップ3、千代田・日揮・テックの社風もそんな感じです。農機ではクボタ・井関・ヤンマーなんかも同じようなイメージです。

化学業界で言えば、三井・三菱・住友の並びですかね?

 

業界的には、こんな風に路線の異なる3社が鼎立して、しのぎを削って発展していくというのがベストな構造なのだと思います。日本の自動車産業全体という観点でも、これからの日産には頑張ってもらいたいですね。

 

矢沢永吉が出演する ”ぶっちぎれ!技術の日産” というCMコピーは結構いい感じです。是非とも、この心意気で進んで欲しいものです。まぁ、もっと矢沢永吉さんっぽいCMで、”やっちゃえ!NISSAN”ってのもありましたが、本当にやっちゃいましたね。

 

もののついでですが、その昔には井上陽水さんが日産のCMに出ていて、まったりと”お元気ですか? 失礼します。”とか言っていましたね。「くうねるあそぶ」という不思議なコピーも印象的でした。間違っていたらごめんなさいですが、あのあたりから日産の迷走が始まったような記憶があります。やっぱり、「技術の日産」を突き進むのが好ましいと思います。