外国人割合が最も高い都道府県は東京都(2.80%)。以下、愛知県(2.22%)・群馬県(1.88%)・岐阜県(1.74%)・三重県(1.73)の順。
山口県はランキング23位なので、順位的にはほぼ真ん中です。但し、日本全体では1.38%なので平均よりは外国人が少ないです。外国人割合が低い都道府県は、青森県(0.26%)・秋田県(0.28%)・宮崎県(0.33%)・鹿児島県(0.35%)・岩手県(0.39%)です。
山口県の市町毎の外国人割合をグラフにしてみました。県の東端の和木町と西端の下関市が割合が高いですが、それでも全国平均より少なくなっています。
工場で働く人が多いように思われますが、農林漁業に従事する人も増えているようです。
外国人材の受け入れ拡大を可能にする入国管理法の改正が国会で議論になっています。
与野党ともに方向性では一致していますから、いろいろ条件はついてくるでしょうが、基本的には外国人割合が高くなっていくと思われます。技能実習生・研修生として3年間で帰国する人に加えて、家族帯同で定住する外国人が増えるわけですから、しっかりした受け入れの体制をつくる必要があります。
全国の市町村で外国人割合が最も高いのは、長野県川上村です。総人口4607人に対して、外国人が726人(15.8%)です。
レタスの村として有名です。そして、農家がとても儲かっていることでもとても有名です。そして、その理由が外国人労働者を劣悪な環境で酷使しているという批判がたくさんあります。
報道ベースなので実態はわからないのですが、こういう批判を受けないような配慮が求められます。村のWebサイトを見たのですが、人口比15.8%を占める外国人に対する配慮というか優しさが全く見受けられないのでちょっと心配です。