山口宇部空港の最大のメリットは駐車場が無料

宇部から東京に行くのに往路は飛行機、復路は新幹線を使うことのメリット。

 

山口宇部空港の年間利用者は約100万人です。山口県には岩国錦帯橋空港もありますが、こちらは約50万人です。宇部空港は羽田に1日10便で、岩国空港は羽田に5便、那覇に1便です。他に、山口県からの空路は宇部~仁川の国際線週3便があります。

 

山口宇部空港(Google earth)
山口宇部空港(Google earth)

山口県の飛行機事情はちょっと複雑です。

 

山陽筋で言えば、徳山(周南市)からだと宇部空港より岩国空港のほうが時間距離が短いです。反対に、山口県で最も人口の多い下関市からは羽田に1日15便の北九州空港のほうが近くなります。宇部空港を利用するのは、西から、美祢・山陽小野田・宇部・山口・防府といったエリアになります。

 

山陰筋では長門などは宇部空港が近いですが、東部からだと、羽田に1日2便が就航する島根県の益田市にある萩・石見空港があります。

 

宇部空港が山口県の空の玄関であることは間違いないのですが、意外に競争相手が多いのです。そして、最大のライバルは新幹線です。宇部~羽田のフライト時間は1時間半ですが、飛行機は待ち時間が長いので実際の所要時間が長くなりがちです。東京に行くのに、飛行機と新幹線の比率が半々になるのは岡山~広島あたりですが、最近は宇部でも微妙です。

 

宇部空港の最大のメリットは駐車場が無料だということです。逆に言えば、利用者のほとんどがクルマで空港に行きます。先月には利用者減少で、山口駅~宇部空港間のバスが廃止になりました。これは、飛行機では東京出張帰りにビール1缶飲むことができないということです。

新幹線を利用したくなる要因の一つです。

 

また、出張では不測の事態が起こることがあるので、時間に融通が利く新幹線を選ぶということもあります。また、新幹線だと急ぎの場合に車中で仕事ができるというメリットもあります。ネットがつながりますし、新大阪以西では社内が空いてくるので結構集中して仕事をしても迷惑がかかりません。

 

往きは飛行機、復りは新幹線を使うという人が結構多いのはこういう事情でしょう。

飛行場に置いたクルマはどうするの?という疑問があるでしょうが、宇部あたりでは1人1車の家庭が多いので、家人に載せてもらって回収するというわけです。