猛暑で冷房需要が急増している関係で、電力スポット価格が高騰しています。
電力自由化に伴って、電力市場が開放されています。30分毎に市場の需給バランスで取引価格が決まるわけです。8~10円/kWhというところが平均的な価格ですが、猛暑の影響で7月25日に市場開始以来初めての100円/kWh超えも出現しました。
右のグラフが7月1日からの電力スポット価格の価格推移です。
1日を30分毎に48個に分けて、48個の商品価格を買い手と売り手の意向を受けて決定するというわけです。
青色が全日48個の平均価格で、オレンジ色がピーク時(13時~16時)の6個の平均価格になります。土曜・日曜は電力需要が減少するので、価格が下がります。
7月2日(月)から7日(金)までの全日平均は11.03円/kWh、ピーク時平均は14.10円/kWhでした。翌週の週日は全日10.59円、ピーク13.14円。
7月16日からの週に、全日14.67円、ピーク21.32円と跳ね上がり、7月23日からの週には全日19.02円、ピーク32.10円と7月1週のほぼ2倍になりました。
今週は、全日14.03円、ピーク19.79円と先々週並みには戻っています。
電力スポット価格から見ると、先週の7月25日頃の猛暑が過酷だったことがわかります。今週も平均値では下がったのですが、週末に向けて日毎に価格が上昇していますので、まだまだ厳しい暑さが続きそうです。
電力の市場への供給量は増えていて、取引量は昨年より3倍くらいになっているのですが、今年の災害級の猛暑には追随できていません。
電力スポット価格の上昇は、自前の発電所をあまり持っていない新電力会社にとっては、仕入原価が上がることになるので、経営を圧迫します。相場ですから、価格決定には心理的な要素もあるのですが、なかなか収束しそうにないですね。
そうそう、室外機に日除けをつけるとか、水を掛けるとかは、効果があります。もしできるなら、やってみてください。