七夕はいつも雨

各地で集中豪雨が続いています。当地では峠を越えたようですが、油断大敵でしょうか。

 

今日は七夕で、土曜日ということもあって近隣でも催しが予定されていましたが、中止になりました。七夕の夜には雨というか、豪雨が襲うことが多いです。

七夕
七夕

昨年(2017年)の7月7日は、九州北部豪雨による雨が山口県西部にも広がっていて各地に避難勧告が出ています。下関管区気象台の1日降水量は90㎜に達しています。

 

2016年7月7日は、日中は晴で夕方は曇りです。

2015年7月7日は、梅雨前線の影響で、終日かなりの雨が降り続いていて、1日降水量は44㎜です。

2014年7月7日は、台風8号の影響で雷を伴う激しい雨が降りました。

ということで、過去5年間で夕方に晴れた日はありません。遡ると、2010年7月7日が晴れのようです。過去15年間で晴れたのは、この1日だけということになります。

 

今年の豪雨災害の全容はまだはっきりしませんが、七夕の日は、水害への備えをするという習慣を持つことが必要なんでしょう。

 

七月七日の夜、天の川の両岸にある牽牛星(彦星)と織女星(織姫)が、白鳥座に棲む鵲(かささぎ)が仲立ちによって会うことができるというのが七夕説話の根幹です。

 

七夕の雨は、彦星と織姫が会うことができずに流している涙なのでしょうか。それとも厚い雲の向こうでは逢瀬が叶って別れを惜しんでいる涙なのでしょうか。

どちらにしても、二人には愛の深さほどには泣かないで、もう少し涙をこらえてもらいたいと少し願います。