もう少し海藻を食べよう!

日本人は世界で最も海藻類を食べる国民なんだそうです。

 

海藻サラダ
海藻サラダ

世界で海藻を最もたくさん獲っている国はチリ、2位は中国、3位はノルウェーで、日本は4位です。ただし、食用として消費している量では、どうなっているのかは信頼できる統計が見当たりません。

 

海に囲まれた日本人は、古来多くの海藻を食用としてきたようです。のり・わかめ・こんぶ、などメジャーな海藻だけでなく、もずく・ひじき・めかぶ・てんぐさ・あかもく、など多くの海藻を日常的に消費しています。

直接食べるだけでなく、出汁などでも使いますし、和食の味付けの基本です。

産業としての海藻加工業は、3000~3500億円という規模になります。漁獲高が大雑把に10万トン(1億㎏)なので、3000~3500円/㎏です。

 

近年、海藻はミネラルや食物繊維を豊富に含みながら、低カロリー・低糖質で健康によいということで、消費が伸びてきています。昨年の冬などは、野菜(特に葉物野菜)の価格が高騰したこともあって、海藻サラダで代替する人も多かったと思います。

海藻は野菜と比べて重量当たり単価ではかなり割高ですが、腹持ちがいいので、意外にコスパは高いです。

 

一時期、海藻を食べ過ぎるとヨウ素の過剰摂取になって、甲状腺の病気になると言われました。日本人の多くが、海外の疫学調査から計算された上限値を超えてヨウ素を摂取しているので危険だそうです。ところが、日本人に甲状腺の病気が多いわけでもありません。どうやら、古来海藻を食べ続けていることで、ヨウ素に対する耐性ができたのだそうです。

 

どうも、一般の日本人はもう少し海藻を食べてもよさそうです。山口県でも、天然ものに加えて、わかめやひじきの養殖もおこなわれています。

ただ、三方を海に囲まれて長い海岸線がある割には、まだまだ海藻漁獲量は少ないです。全都道府県で13位ですが、海岸線の無い県が8あるので、13/39という順位です。

 

まぁ、何事もやり過ぎは禁物です。いくら低カロリーだからと言って、海藻ダイエットと称して海藻ばかり食べては、バランスも崩れます。

今より、もう少し多めに海藻を食べる心がけは健康長寿になりそうです。