今日は子供の日ですが、鯉のぼりを見ることが少なくなりました。
現在の鯉のぼりの市場規模とは、どのくらいあるものでしょうか?こういう特定の商品の市場規模に興味はあっても、正確に把握することは難しいですね。
仮に計算してみましょう。
日本で1年に生まれる子供の数を100万人。
そのうち男の子が半分で50万人。
そのうち長男が70%として35万人。
30歳代の一戸建て住居率40%として戸建て15万人。共同住宅が20万人。
家庭の鯉のぼり所有率は40%(ネット調査☞http://lifemedia.jp/everyen/entries/74)。
18歳以下の子供がいる世帯。
これを乗じると、戸建て6万人・共同8万人。
鯉のぼりの単価を、戸建て用5万円・共同用1万円とすると、30億円+8億円=38億円。
ということで、日本の鯉のぼり市場は、約38億円ということになります。
皆さんの印象は、どうでしょうか?
実際の市場規模はもう少し小さいのかも知れません。実際、山口県でも鯉のぼりが風に泳ぐ様子を見ることは少なくなっています。
ネット調査の40%が18歳以下の子供がいる世帯ですから、新たに生まれた子供であれば30%くらいで試算したほうがいいかも知れません。
また、単価の5万円も少し高いような気がします。3~4万円かなぁ?
それらを加味して、現在の鯉のぼり市場規模を25~30億円と推定しておきましょう。
経営革新計画をつくる際に、市場規模を考えることがあります。頭の体操のようで、面白くて好きです。