セクハラって言われてもなぁ

何だか、またまたモヤモヤする事件です。ただ、凄く違和感があります。

 

セクハラ
セクハラ

財務省の事務次官さんが、テレビ朝日の女性記者さんにセクハラをしたという話です。

これがセクハラという狭い定義に当てはまることなのか疑問です。

 

マスコミは財務省というか官僚を持ち上げたり貶したりで忙しいのですが、仮に財務省がそれなりに強力な組織と仮定します。

私は官僚もマスコミも、その業界に詳しくないので、財務事務次官が中堅上場企業の代表取締役くらいと想定します。

 

テレビ朝日は、その中堅企業の情報を知りたがっているライバル会社ですね。

 

そもそも社長がライバル会社の社員と1体1で会うということが考えられません。次官は、しばしばそういうことがあると言っていましたが、ビックリです。

民間会社であれば、秘書役や担当役員(管理職)が必ず同席します。ましてや、相手が男女はともかく若手社員というのは何なんでしょうか? 当然ながら、相手も社長とか役員など相応のクラスでなければ話になりません。

結局のところ、財務省は野党やマスコミが言うほど重い組織ではないということですね。

 

一方で、ライバル会社が情報収集に男女を問わず若手社員を夜一人で相手の社長のところに送り込むということも異常です。仮に、その社員が何かの情報を聞き込んだとしても、それを信用して取り上げるのだろうか?まるで信じられません。

しかも、1年半という短期間に数回は1対1で会っていたということ。女性社員は、嫌がっていたのに上司が(無理に)行かせ続けた。財務省も朝日も倫理的に全くどうかしています。

 

結局は、社長がエロ話をすることを知っていた女性社員が、レコーダーを準備して録音して、あまつさえ、その音声を週刊誌に売って公開させ、社長を失脚させたというわけでしょ。

全く、日本の中心はどうなっているのでしょうか。

 

ちなみにですが、私は会社で執行役員になるときの研修で、夜に女性と(年齢・既婚未婚問わず)1対1で食事などしてはならないと教えられました。できれば、2対1も避けること。

一度も違反しませんでしたよ。