地域密着型スーパーの青果棚はスカスカ

ショッピングモールなどの大手スーパーは活況で、出店の勢いは止まりません。

 

珍しい野菜が並ぶ
珍しい野菜が並ぶ

都市部を一歩入ると高齢化が進んだ地域が広がります。

 

高齢者率75%といった地域で自動車がなければ生活は厳しくなります。このため、本来は免許返納したほうがよいような高齢者が運転する軽トラックの暴走運転が頻発します。

 

交差点で一時停止するとか、対向車を確認するという気持ちがそもそも無いようなクルマもしばしば見ます。過失ゼロでも事故になって困るのは自分なので、「君子危うきに近寄らず」しっかり距離を取って逃げます。仮に山道(と言っても、結構立派な舗装道)をトロトロ走られても、車間距離を取ってついていきます。それほど長距離を走るわけはないので、慌てないことです。

 

こういう地域では、地域密着型スーパーが生活の糧です。あの運転では、都市部のショッピングモールの立体駐車場には入れません。

 

ところが地域密着スーパーの青果品の棚はスカスカです。定番品のキャベツ・タマネギ・ジャガイモ・ダイコン・・・も揃っていません。だからといって、地元特産野菜も全く置いてありません。

まぁ、当たり前のことで青果品は棚に並べたら、原則としてその日に売り切りたいのですから、需要の少ない店舗で品揃いを期待することはムリです。このハードルは年々高くなっています。

一方で、農産物直売所というのが散見されるようになりました。幹線道路沿いなどでは都市部の顧客も引き込んで賑わっているところもあります。

 

駐車場や保管庫などのインフラを持っている地域密着スーパーの青果品売り場≒農産物直売所になるのが、望ましいような気もするのですが、生産者サイドが乗り気ではありません。

 

定番品が揃っていない、地元特産野菜などアクセントになるような食材も手に入らない。だから、誰も来ないかと言えばそうでもないのです。それでも、地域の高齢者は他に行くところがないから、1日に1度は訪れる。というのが現状です。

 

高齢者は食べる量も少ないということもありますが、食べることは生きることで、楽しみです。おいしく食べられるように生鮮青果の供給について、よいアイディアはないものかと思います。