人手不足で困ったらトイレを男女別に分ける

 中小企業の最大の経営課題は人手不足です。トイレを改修すると解決するかも知れません。

 

 技術開発系や規制業種など働くのに特別なスキルや資格が必要な会社ではなく、人手を確保して社内で育成するような会社の場合です。

 

 深刻な人手不足ですから、採用のターゲットは、①何かの事情で働いていない地域の若者・②地域の女性・③前職をリタイヤしたシニア になります。

 

 採用ルートは、先ずはハローワークです。公共の無料の職業紹介です。

 ハローワークでの採用がなかなか難しいという話をよく聞きますが、採用できない会社では求人申込書の書き方に問題があるケースもあります。よくよくチェックしましょう。

 ☞ 「ハローワーク:求人申込書の書き方」

 

 二つ目の採用ルートは、紹介です。最も確率が高いのは、社員からの紹介です。

 会社の仕事の内容とか、経営者や社員のことをよく知っているので、適切な人を紹介してもらえる可能性は高いです。また、社長としても安心できます。

 

 三つ目は自社からの直接発信です。

 新聞折り込みチラシとか、タウン誌への募集掲載をおこなうことが考えられます。

 但し、この方法は②地域の女性と③シニアの一部にしか効果がありません。

 ①若者や③リタイヤシニアの採用には、インターネットからの情報時発信が有効です。このHPをつくっているJimdoなど安いか無料のサイトを活用してみるのはお奨めです。

 

 採用にあたっては、希望者が会社を訪問することになります。社長が面接して、希望者のなかから選別をするわけですが、希望者のほうでも会社を選別しています。

 若者や女性を採用して、すぐに辞められては元も子も失いますから、長く働いてもらいたいtころです。それには、働く環境を整えることは案外大切です。

 

 古い会社では男女別のトイレが無かったり、屋外からしか入れない場合があります。男女別の清潔なトイレをつくるだけで、採用が上手くいって長続きすることがあります。

 また、最近では女性だけなく若い男性も喫煙習慣が無くなっていますから、職場の分煙をきちんとおこなうなど、社長の心配りが大切です。