柿ワインをつくれないか?

柿の学名は「kaki」なんだそうです。今朝の読売新聞から・・。

 

要旨は、柿は日本の秋を象徴する果物だったが、消費が伸び悩み、実ったままで放置されている。

今年、JA和歌山では、柿をハロウィーンのカボチャに替えて使うという提案をした。

柿にまつわる文化を思い出すきっかけになればよいが。というものです。

 

山口県でも柿の木はたくさんあります。今年は柿の表年なので、多くの実をつけていますが、放置されたままです。

「桃栗三年柿八年」と言うように、柿は収穫まで時間がかかります。せっかく実をつけるようになっても剪定をしないので、食べられない実がたくさんついてしまいます。高く伸びた枝についた実は収穫することもできません。

 

 

ある方から、臨時の”柿もぎキャラバン隊”をつくって、県内を廻って柿を集めて、柿ワインをつくったらどうか?という話を聞きました。柿もぎと同時に大胆に枝打ちとかもします。

普通の柿がワインになるのかはわからないのですが、何かの加工をすることで消費することも検討するべきかもしれません。

 

これからシーズンを迎えるみかんも同じです。みかん山の多くが、放置されてきています。農家の高齢化や人手不足はどうしようもありません。嗜好の多様化で、生食で消費しつくすことも困難ですから、やはり”キャラバン隊”で集めて加工品にしたらどうでしょうか?

 

まぁ、日頃の手入れをしていない果実は使えないということなのかも知れませんが・・。