1001グラム ハカリしれない愛のこと

とても珍しい「計量」をテーマにした映画が封切りされます。

 

ノルウェーの映画です。アカデミー賞の海外映画部門にも参加した注目の映画だそうです。

10月31日に日本全国公開されます。

監督はハーメルという方で有名な監督さん。主演はアーネ・ダール・トルプという人気女優さん。ということですが、私は残念ながら知りません。

 

あらすじは、

ノルウェーの国立計量研究所で働いている女性マリエは、めったに笑わない理系女子で、あらゆる計測のエキスパート。あるとき、マリエはノルウェーの国家1キログラム原器を持って、パリの国際度量衡セミナーに出張することになった。パリの街角で、マリエは今までの幸せの基準を変えてしまうような出会いをする。モノの測り方は決まっているが、人生の測り方は決まっていない。

「質量が変動するから触ってはいけないの」と、頑ななマリエだが・・・。 人生のはかり方をほんの少しだけ変えてみて、そんな新しい可能性を見つけることができたでしょうか。

 

ラブストーリーなのですが、キログラム原器の国際比較や、アボガドロ定数とワットバランスの話や計測器の検定作業などがエピソードとして描かれます。また、日本の計量標準総合センターも撮影に協力したそうです。

計量の世界が映画になることはめったにないので、業界の方はちょっと楽しみにしています。

 

公開の翌日・11月1日は計量の日でもあります。