広島カープがまた拙い試合をしましたが、なんとか阪神と引き分けました。この結果、巨人と阪神が５割で他の4球団が負け越し、セ･リーグに勝ち越し球団ゼロになりました。
この椿事の原因は、交流戦でパ･リーグに44勝61敗３分けと17も負け越したことです。
今年の交流戦はソフトバンクと日本ハムの熾烈な優勝争いが最終戦の「1000万円の暴投」があって、ハムが敗れてソフトバンクが1位となって終わりました。結局、１～5位はパ･リーグの球団で占めて6位に阪神という結果となりました。
毎年言われているのですが、パ･リーグのほうがセ･リーグよりも強い！ようです。
今年で交流戦は11回目ですが、セ･リーグが勝ち越したのは2009年に1度（セ･リーグ70勝67敗）あるだけです。これも、翌年には奮起したパ･リーグに59勝81敗と倍返しされて、１～6位を独占されるという屈辱的な結果に終わっています。
選手の獲得はドラフト会議などで公平におこなわれます。むしろ、人気もお金もあるセ･リーグ球団のほうが良い素材を集めやすいはずです。
こうなると、野球のやり方が拙いということになります。
「パ･リーグの野球はメジャーリーグ流で、投手は力いっぱい投げて、打者は思いっきり振る。」「セ･リーグの野球は日本流で、投手は駆け引きしながら投げて、打者は打球を運ぶように打つ。」と、いうようなことが言われて久しいと思います。
応援する広島カープは特に交流戦に弱くて、通算で114勝158敗10分という悲惨な成績です。2009年に3位になった以外は、最下位(12位）が3回あって指定席のようになっています。
今日、阪神と引き分けてセ･リーグでも最下位のままです。（トップとは2.5差）
もう、すっぱりとパ･リーグの野球スタイルを取り入れて、一番いい球を力いっぱい投げて、バットを思いっきり振り回す野球をしてはどうかなと思っています。