北九州に行ったので、ちょっとだけ小倉城・勝山公園の様子を観てきました。
小倉城・勝山公園は100万都市のど真ん中で、小倉駅からも近いうえに、かなり広くて、お花見スポットとしては好適地です。すでに桜は満開を過ぎて、「散り初め」です。
お花見の方も、そこそこ出ていましたが、はっきりしない天気ということもあって、土曜日としてはあまり多くないようです。ブルーシートに車座のグループが多いなかで、テントを張って本格的に騒いでいる人たちもいますが、若者でなく中年の人が多かったです。屋台なんかも出ているのですが、あまり繁盛していませんでした。きれいな和服のモデルさんの撮影をしているのが、目立った程度で、思ったほどの活気ではありませんでした。
ところで、屋台の綿飴って500円もするんですね。ちょっと驚きました。これは、さすがに値段設定に無理があるような気がします。原料は砂糖だけですから1~2円くらいでしょう。500円となると、ちょと手が出にくい値段です。実際、誰も買っていませんでした。子ども向けには、袋に描いてあるキャラクターが価値なのでしょうが、300円くらいにしたほうが量が出て儲かりそうな気がします。
さて、公園を離れて2時間後くらいに、落雷を伴った大雨になりました。
まさに「花に嵐」です。あのお花見の方は、どうなったのか?と心配です。
唐の時代(西暦では800年代)に于武陵という方が「勧酒」という詩を創りました。
勸君金屈巵 / あなたに盃を勧めます(金屈巵・・金の取っ手がついた盃のこと)
滿酌不須辭 / いっぱい注ぐけど断ることはない
花發多風雨 / 花が咲くと風雨が多いように
人生足別離 / 人生には別れは多いものだ
井伏鱒二がこの詩を訳したものが、名訳として知られています。
コノサカヅキヲ受ケテクレ / この盃を受けてくれ
ドウゾナミナミツガシテオクレ / どうぞなみなみ注がしておくれ
ハナニアラシノタトヘモアルゾ / 花に嵐のたとえもあるぞ
「サヨナラ」ダケガ人生ダ / 「さよなら」だけが人生だ