爆弾低気圧と虹 ・・ 寒冷の地を目指す

明日にかけて20年に一度の爆弾低気圧が襲来して、日本列島は大寒波が来る予想です。

今日の宇部市は、雨が降ったりやんだり、風が吹いたり止まったり、不安定な天気です。当地としてはかなり冷え込んでいます。そんななかですが、昼下がりに一時さっと青空が広がって太陽の日差しが戻りました。そして、大きな虹が北の空にかかりました。

 

実は北の空に虹がかかるのは、太陽の高度が低い冬至の近く、この時期にしか見られません。割と珍しいことです。普通、虹は朝方に西の空、夕方に東の空に(つまり太陽と反対側)にできます。

 

虹を見るとあの足元に行ってみたいと思います。特に北にかかる虹は低い位置にできますから、ついそこまで行けば、到着しそうに感じます。

人類はアフリカ大陸で生まれたと言われます。いつの頃かに「出アフリカ」を果たして、ユーラシア大陸に進出しました。それから長い年月をかけて、大陸の各地に広がってきました。さらには、シベリアからベーリング海峡を越えてアラスカ、アメリカ大陸へと移動しました。

 

寒冷なところから温暖な地に移動するならわかるのですが、なぜ人類は寒冷な北の大地にまで広がったのでしょうか? マンモスとか大きな獲物を追っかけて行ったら、いつの間にかシベリアの凍土の上まで来ていた。というのが真相と言われています。

でも、意外と北の空にかかる虹の足元を見たいと誰かが思って追っかけていったというのが動機なのかも知れません。