ご飯の1合&パンの1斤・・4日遅れの計量の日

11月1日は計量の日でした。経済産業省の四大記念日の一つです。

 

のっけから微妙な雰囲気になりました。11月1日に韓国からブログを掲載したのと、2日が日曜日で老子に行っちゃったので「計量の日」を忘れてしまいました。4日遅れの計量ネタです。 

 

ちなみに、経済産業省の四大記念日とは、電気記念日(3月25日)、発明記念日(4月18日)、貿易記念日(6月28日)、そして計量記念日(11月1日)です。

 

身近な計量ネタとしてよく使われる話ですが・・。

 

ご飯の1合はカサの単位です。1升が1.8リットルで、1合はその十分の1である180ccというのはご存知の通りです。180ccのお米は重さが150グラムくらいで、これを炊くと水分を含んで300~330グラムのご飯になります。このご飯は約500キロカロリーのエネルギーになります。

 

一方で、パンの1斤は重さの単位です。日本の尺貫法では1斤は160匁(もんめ)で、標準的には約600グラムになります。ところが、重さというのはカサと違って曖昧なものです。パンでもご飯でも、焼き方(炊き方)や季節、焼いて(炊いて)からの時間で重さは変わってきます。このため、昔から1斤という重さも、使われる商品ジャンルによって適当に変えて使われていました。

 

そこでパンは舶来品なので、英国の1ポンド(約453.1グラム)を1斤としていました。これでもずいぶん軽いのですが、1ポンドのパンは結構大きいのと商売するのに有利なように、もっと軽い1斤のパンが出回るようになりました。

 

そこで、日本では1斤の重さを340グラム以上と公正競争規則で決めました。つまり、パン1斤は340グラム以上であれば、どんな重さでも構わないということです。実際は、市販されているパン1斤は約400グラムになっていて、これで約1000キロカロリーのエネルギーになります。

つまり、6枚切り食パン2枚とご飯1膳が、だいたい同じカロリーになります。

 

本当は、重さの計量は結構厄介なのだということを言いたかったのですが、ご飯の食べ過ぎにも注意しましょう。