登山計画書を届けるか届けないか

登山計画書を提出するか、しないかの境はどこにあるでしょうか?

 

北ア・南アまで行くなら、登山計画書は提出します。積雪期の大山なんかも提出します。

 

しかし、夏に久住に一泊なら出さなかったすですし、まして、日帰りハイクで登山計画書を出すということはしません。

そもそも、そのレベルだと「登山計画書」を作らないほうが多いでしょう。

本人が、リスクを認識しているか否かが、登山計画を作るか作らないか、届けるか届けないかの境です。

 

今回の御嶽山でも、通常の日帰りハイクと考えて警察に登山届を提出していなかった人が多いのはうなづけます。

 

 

ただ、現実の問題としては、日帰り山行の場合に、登山計画書まではつくらなくとも、本人の登山計画を家族や山の会の仲間が知っていれば、そして下山したら連絡(電話一本入れる)という習慣があれば、問題の大部分は防げたということです。

おそらく、家族や仲間にも特に届けずに出かけた人も多かったと思いますし、そういうケースはかなり多いと思います。~土曜日の朝、起きてみると天気が良さそうなので、ちょっと行ってみようと思い立つようなこと。~

 

今回の事故を受けて(最低限のマナーとして)、仮に日帰りハイクでも、連絡が取れるように、家族や(その日に山に行かない)山の会の仲間に「登山計画書みたいな内容」を紙かメールで届けておいて、下山したら連絡するということは必要だと思いました。