宮崎産地鶏のねぎたっぷりサラダ(AIDAS理論)

居酒屋のメニューです。「滋味豊か宮崎産ささみのねぎたっぷりサラダ」はおいしそうです。

 

但し、このメニューをよく考えてみると、「滋味豊か」なのは「ささみ」で、「たっぷり」なのは「ねぎ」ということのようです。

 

本当は少し注意が必要かも知れません。(萎びた大量のねぎのうえに、美味しいささみがちょっぴり乗っかっていても、ウソではありません。)

 

 

 

ところで、売れる食品メニューの作り方には、定跡があり、「産地」「分量」「味わい」を織り込むことだそうです。

「○○産・・」「○○限定・・」「○○さんが作った・・」/「たっぷり」「ジャンボ」「特盛」/「滋味豊か」「しっとり」「ふわふわ」などです。

 

 商品が消費者に受容される過程を、購買心理の変化としてとらえるのが「AIDAS理論」です。Attention(注意)を向けさせ、Interest(興味)をいだかせ、Desire(欲求)に昇華させて、Action(行動)に移り、Satisfaction(満足)を感じさせる。という過程です。

 

面白いメニューの名前で、A→I(興味)まで先ず持っていきます。そのあとは、店員さんの説明や商品の写真、ときには値引きなどのサービスでD(欲求)に昇華させると注文(購入)に結びつきます。