ルールが限界をつくることもある

ものづくりの現場では、標準化と言って、いろいろなルールを作って守ります。

 

標準化は、QC的問題解決におけるゴールに位置します。問題を見つけ、現状を把握し、目標を決めて、原因を解析し、対策を考え、実行して、効果の確認ができたら、継続していくように標準化をします。標準化は、標準(ルール)を決めて守っていく活動です。

 

ただし、気を付けないといけないのは、合理的な検討の結果できたルールでも環境の変化や技術の進歩によって、その後の改善を制約してしまう場合があります。その際には、ルールを見直して変えなければなりません。

何においても、ルールは必要条件ですが十分条件ではありません。