冬はつとめて。つきづきし

用事があって朝早くに外出しました。田んぼに霜が降りて真っ白です。 

 

枕草子「冬はつとめて。雪の降りたるはいふべきにもあらず、霜のいと白きも、また さらでもいと寒きに、火など急ぎおこして、炭もて渡るもいとつきづきし。」

清少納言は冬はつとめて=早朝が好いと言っています。春はあけぼの=夜明けが好いということですから、春になるともっと早起きです。

 

雪の兼六園
雪の兼六園

冬(ふゆ)は、冷ゆ(ひゆ)が転じたという説が有力だと聞きました。早朝の寒さが冬らしいということでしょうが、できれば布団から這い出したくないというのも本音です。

 

つとめては、勤めてや努めてではなくて、早朝をあらわす夙(つと)からきています。

夙という漢字は、両手を挙げて月を拝礼している人の象形だそうです。月がまだ残っている日の出前の祭祀をあらわしているようです。