山口県の交通事故死亡者率ワースト3位(2024年)

少し時期外れですが、山口県の昨年(2024年)の人口10万人当りの交通事故死者数は3.88人。これは全国の都道府県では、徳島県、愛媛県についでワースト3位だったそうです。

 

う~ん、山口県で交通事故が多いというのは少し意外な感じがします。山口県警のWebサイトから2024年の統計を確認しました。山口県の年間交通事故死亡者数は51人でした。市町別では人口約25万人で最も多い下関市が11人、2番目に多い(19万人)の山口市が8人です。しかし、3番目の人口16万人の我が宇部市はゼロでした。

 

宇部市は人口10万人当たりの事故発生件数でも同じく負傷者数でも美祢市に次ぐ2位で、下関市や山口市を上回っています。事故は多くて、ケガ人もたくさんですが、亡くなった方が少なかったというわけです。う~ん、良いのか悪いのか微妙です。

 

ただ、宇部市の交通事故死亡者数が少ないのは、昨年だけの特異なことではありません。2023年も下関市8人、山口市6人に対して宇部市は1人。2022年は6人と3人に対して2人でした。

 

ここまで調べて、山口県の交通事故死亡者数が増えていることに気づきます。県全体で2022年が31人、2023年が35人、そして2024年が51人です。日本全国での死者数は減少を続けているのですから、山口県では、ちょっと由々しき事態です。改めて、交通安全を心掛けましょう。

 

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