11月11日にはいろいろな記念日がたくさんあります。記念日が一番多い日なのかと思ったら、8月8日と10月10日に次いで3番目なんだそうです。
最初に思いついたのが、「ポッキーの日」で、次が「チンアナゴの日」です。何故、この二つが初めなのかはよくわかりません。ただ、二つとも算用数字の「1111」から連想される記念日ですね。11月11日の記念日には、大きく分けて「1111」型、「十一.十一」型、それ以外の3パターンがあります。
「1111」型には、ポッキーの日、麺の日、きりたんぽの日、もやしの日、棒ラーメンの日、まつ毛の日、チンアナゴの日、下駄の日、煙突の日・・・などがあります。
どれも、分かりやすいですね。
「十一十一」型では、鮭の日、電池の日、配線器具の日、磁気の日などです。
鮭は魚編に圭で、圭が十一十一と縦に並んでいるからですが、電池以降の3つは、プラス(+)とマイナス(-)からの連想です。
それ以外の型では、チーズの日、生ハムの日、サッカーの日、折り紙の日、介護の日、宝石の日、西陣の日などがあります。
チーズは日本最古の製造記録が文武天皇4年10月(新暦の11月)だったから、生ハムの日はスペインのサン・マルティンの日から、サッカーの日は11対11で戦う競技だからです。
ちょっと飛んで、最後の「西陣の日」です。
は応仁の乱が終結した文明9年11月11日にちなんだそうです。西陣という地名は、応仁の乱の西軍の陣地があった場所から名付けられています。
応仁の乱の西軍は。元々は山名氏が率いていたのですが、いろいろゴタゴタがあって、終結の時点では山口を本拠とする大内氏(大内政弘)が大将でした。大内軍が京都を離れて、山口に戻ったのが旧暦の1477年11月11日ということです。
さて、世界でみると11月11日が記念日として最大の効果を上げるのが、中国の「独身の日」かもしれません。「1111」型の派生ですね。
昨年の独身の日では、インターネット通販セールの流通取引総額が23兆6千億円にのぼったそうです。 中国経済の過熱も収まってきているようですから、今年はどうなるでしょうか?