荒唐無稽。23億円盗られても気づかないって

今日は、大谷翔平選手の通訳だった水原一平氏の話題が沸騰しています。

 

今の時点の情報ですが、金額が大きすぎてピンときません。水原元通訳は2年余りの期間に、スポーツ賭博を1万9千回(1日平均25回)おこないました。1回の掛け金は10ドルのときもありますが、最大16万ドル、平均1万2800ドルという巨額でした。水原氏は賭博で1億4千万ドル余り勝ちましたが、1億8千万ドル以上負けました。

 

スポーツ賭博
スポーツ賭博

水原氏は2年余りで、差し引き4000万ドルも負けたということです。今の為替レートでは60億円です。

水原氏は、この負けを補填するために、少なくとも1500万ドル以上を大谷選手の銀行口座から勝手に引き出したというわけです。

 

大谷選手も大谷選手の身内や関係者も、大谷選手の銀行口座から1500万ドルが抜き取られていたことに気がついていなかったということです。

 

以前から言われていたことです。20年前に、今の大谷選手のMLBでの二刀流での活躍をそのまま小説や漫画に描いたとすると、なんと荒唐無稽な話を書くものだと笑われたに違いありません。奇想天外でリアリティーが全くありません。

 

ところが、この事件です。どんなに創造力豊かな作家でも、このストーリーを描くことはできなかったと思います。自分の懐から23億円を盗まれても、全く気付かない人物なんて、夢にもでてきません。スゴイ!!!!!

 

大谷選手は、これからも凡人にはリアリティーを感じられないストーリーを、ずっと描き続けるのだろうと思います。ホームラン王と最多勝の同時受賞くらいでは驚かないですね。打撃三冠+盗塁王とサイ・ヤング賞の同時受賞で、ドジャースのワールドチャンピオン獲得に貢献くらいは描かないといけませんね。

 

西暦2050年。56歳の大谷翔平はまだ現役MLBプレーヤーとして二刀流を披露している。大谷ジュニアはMLBとNBAの二刀流で、初めての同時MVPを獲得し史上最高額の10年総額100億ドルで契約・・・なんちゃって。